シューター

シューター垂直降下式乗込装置

フジクラシューターはカーフェリー等、舷の高い船舶が万一事故に遭遇した場合、一般乗客や乗組員が安全かつ迅速に本船より退船し、水上にある救命器具に乗り込むために使用いたします。(船舶のいづれの側へ20度の横傾斜、10度の縦傾斜の場合にも使用できます。)

  • 特徴
  • 仕様
  • 注意事項

特徴

1、垂直式である。
すべり台式と比べ、風の影響も受けにくく降下距離も短安全である。
構造が簡単で小型のため整備もやりやすく経済的である。
あらゆる船舶の乾舷に合わせることができ、どの位置からでも安全に脱出できます。
2、ジグザグタイプである。(降下脱出能力が大きい)
藤倉においては、退船状態とは水上にあるプラットフォームで救命器具に乗り遅れる状態であると位置づけ、フジクラシューターの大きな特長である、降下脱出能力の大きいジグザグタイプを考案いたしました。
3、ワンタッチ投下
設置状態からそのまま(投下のための準備を要しません)1人で作動できます。
4、製品構造上の高い安全性
①保護体によって降下路を保護しております。
降下路がむき出しでなく、保護体にカバーされた二重安全構造になっております。
保護体があるために風の影響により降下路がねじれたりしない。
保護体があるために外からの炎や熱により降下路が燃えたりしない。(難燃素材使用)
保護体があるために万一降下者が船側と接触した場合でも衝撃をやわらげることができる。
保護体と降下路は荒候時においても分離いたしません。
②保形枠によりシューターと船側を一定距離に保っております。
船側とシューターとの間を一定距離に保つことにより、荒候時において降下路を保形することが出来るため、ねじれによって降下出来なくなる事がありません。
③プラットフォームに水が入りにくい構造になっております。
二段気室の下部気室底を床とすることにより、水面から気室上部迄の距離を長くとり、外からの水が入りにくい構造にしております。
5、万全の整備網をしいています。
国内に9地区にサービスステーション(国により認定された整備認定事業場)を配置、万全の整備サービスを行っております。
救命器具の整備については、国により認定された設備と整備士を備えている整備認定事業場で実施されますようお願い申し上げます。

特徴

仕様

NO 1 2 3 4 5 6 7 8 9
サイズ(型) 55 70 85 100 120 140 160 180 200
標準使用高さ(m) 4.5-6.0 6.0-8.0 7.5-10.0 9.0-11.5 11.0-13.5 13.0-15.5 15.0-17.5 16.5-19.0 18.5-21.0
使用高さ範囲(m) 2.0-10.7 2.0-13.0 2.5-14.6 4.0-16.4 5.0-19.0 6.5-21.2 8.0-23.2 9.5-28.0 11.5-28.2
プラットフォームサイズ 6.38 x 6.38
格納箱 FBS型(1720 x 1050 x 1900)mm FBL型(1720 x 1255 x 1900)mm
全重量(kg) 1093 1101 1107 1165 1174 1181 1195 1204 1227
定員(人) 350
  • ※格納箱設置場所(乗込み方法)により、「同層式」又は「異層式」になります
  • 【同層式】:船舶の脱出甲板に格納箱を設置し、格納箱の内部から乗り込む
  • 【異層式】:船舶の脱出甲板より上の甲板に格納箱を設置し、脱出甲板より乗り込む
寸法写真
寸法写真

注意事項

  • シューターは機能維持のため、法定検査が義務づけられておりますが、経年劣化は免れません。劣化の状況は積付場所や就航状態によって異なりますが、船用品関連調査機関の調査研究によりますと、一般的に製造後8年を経過すると急に劣化することが報告されています。
  • 8年以上経過したシューターでも所定の検査に合格すれば使用できますが、もっとも安全性を重視する特殊な用途品であることを勘案され、8年〜12年で更新されることをおすすめいたします。